結納の豆知識
関東式・関西式の結納
婚約のしるしに品物を取り交わす結納は全国的にある風習ですが、やり方は東日本と西日本で微妙に違います。
例えば、東日本では結納の品はまとめて一つの台にのせますが、西日本ではそれぞれを台にのせます。
男性の出身地に合わせるのが一般的ですが、特に決まりは無いのでよく話し合って最良の方法を選びましょう。
正式な結納
- まず、仲人が男性の家を訪問して結納品を受け取って女性の家に届けます。
- そこで女性側の結納品と、男性側の結納品を確かに受け取ったという受書を預かる。
- 再び男性の家に行き女性側の結納品を届け、女性側の結納品を確かに受け取ったという受書を預かる。
- 再び女性側の家に届けます。
略式の結納
最近は、仲人への負担を考えて両家が揃って食事会をかねて行う略式が多くなっています。
略式を行う候補場所は
- 女性宅
- 仲人宅
- ホテル
- 結婚式場
- レストランや料亭
等が候補になります。
仲人宅で行う場合は結納の仲立ちをしてもらったお礼の他に、
食事代の「御膳料」・部屋を借りたお礼(2、3万程度)を包むのが礼儀です。
結納の際に用意するもの
結納は両家でお祝いの品を交換する事で婚約の証とする儀礼です。
用意する物は
- 結納品
- 結納金
- 目録
- 受書
- 家族書・親族書
です。
結納の際の費用
正式な結納式では祝いの膳を設けて仲人をもてなします。
略式の場合もこれが基本となって折半が決まりです。
式場を借りた場合も部屋代・食事代は両家で半分ずつ負担します。
仲人へのお礼・係りの人への心づけなども事前に打ち合わせて、どちらが渡すかを決めておきますが後で両家で折半するのが普通です。
結納の時期・日柄
結納の時期は普通、式の半年~3ヶ月前です。
昔は吉日の午前中にする決まりでしたが、最近はあまりこだわらず都合のつきやすい週末にする人が多いようです。
それでも、夜や夕方を避けて、午前中かお昼ごろに行うのが良いでしょう。
結納は必要か
決まりきった形式は必要ではありませんが、けじめをつけるためにも何らかの形をとった方が良いでしょう。
結納金と結納返しのみですますとか、一同で食事会をするなど両家が納得のいくようにしましょう。
結納の際に贈るもの
地域よって違いますが次の9点を贈るのが正式といわれています。
- 長熨斗(ながのし)
- 目録(もくろく)
- 金宝包(きんぽうづつみ)
- 勝男節(かつおぶし)
- 寿留女(するめ)
- 子生婦(こんぶ)
- 友志良賀(ともしらが)
- 末広(すえひろ)
- 家内喜多留(やなぎたる)
結納品の購入方法
昔は一つ一つを個別に揃えていた結納品ですが、今ではデパートなどで売られているセットのものを利用するのが一般的です。
地域によっては結納品は男性側だけが贈って、女性側は受書だけを用意するところもあります。
しかし、仲人が両家を行き来する正式な結納の場合は、双方同じ結納品を用意するのが決まりです。
結納での仲人の依頼
結納はまず仲人を依頼する事から始まります。
結納のみの下仲人と結婚式の媒酌人も務める本仲人があります。
また、結納は仲人なしにし、結婚式の媒酌人のみをお願いすることもあります。
依頼する際は、あらかじめ伝えておいてからお宅に伺って正式にお願いします。
菓子折りなどの手土産も用意しましょう。
結納での仲人の人選
結納を取り仕切るのが「仲人」、披露宴の介添え役が「媒酌人」です。
依頼するときには何をお願いするかきっちりと伝えておきましょう。
- 人選のポイント
- 過去に仲人の経験がある
- 気軽に相談に乗ってもらえる
- 家庭が円満
- 社会的に信頼されている
- 時間的にゆとりがある